退職金規程 問題の本質はここにある
基本給連動型は厳しい
退職金の計算方法はどうなっているでしょう?
退職金規程を確認して、チェックしてみましょう。
ここで、「基本給連動型」この場合は注意が必要。
基本給連動型とは、要するに基本給が上がれば退職金も上がるという計算方法です。
一般的な算式は、
(基本給)×(勤続年数)=退職金額
基本給、勤続年数ともに右肩上がり。
非常にリスクの高い計算方法であると言えます。
こちらをご覧になってみてください。
※大卒初任給について
昭和40年 初任給1.6万円
現在 初任給20万円
退職金規程作成時には、大した金額にはならないな、と思っていたものが、
基本給が右肩上がりに上昇したことにより、退職金の金額も膨大に…。
基本給連動型の場合、将来の負債の予測が立ち難い計算方法。場合によっては、とんでもなく大きな金額になる危険性をはらんでいます。
負債の右肩上がりにならない、計算方法を考えましょう。